スターオブベツレヘムの花は、さかのぼってみれば
何年も前からみています。
見ている、見ている、見ている。
けれど、ただ見ているだけだったようにも思います。
今回、堤さんの観察会に参加して初めて花の数を数えて
見ました。
すると、1本の茎からでてくる花の数がおおよそ20個。
真ん中にあるちいさなつぼみも数に数えます。
つぼみの状態はこんな様子。
ちょうどミョウガのような形をしています。
そこからどんどんと伸びて花がさいてきます。
この時、先に延びている葉が倒れていて花芽だけが
現れているのがこのようなようす。
この小さな(直径にしたら2cmくらいかな)つぼみから
20個もの花が次々と咲いてきます。
最初に咲く花かららせん階段を上っていくように花が咲きます。
1から順番に数字を付けてみましたが、何番目かわからない?マークの
ところは3’(3と4の間)くらいでしょうか、いや6?(笑)。
おおよそこのような感じになります。
上から見ると花はほとんど重なり合わないように咲いています。
横から見るとこのような状態で、全体像は緩やかなドームを形作るように
こんもりとしてきます。
曇りの時には、花は少ししか開いていませんが(上の写真)
太陽の光をたっぷりと浴びていると、花弁が反り返るように
開きます。
そうして、観察している途中に思いました。
それでもまだ、友達になれていない。
スターオブベツレヘムを理解できていない、、、、。
そして、花の間に埋もれながらどうしてもやりたかった
「花の間に寝そべってみる」を決行。
所狭しとスターオブベツレヘムが咲いていて、その合間を縫って
たんぽぽも咲いている。
両足をたたんで、小さくなって無理やり隙間に寝てみる。
しばらくそのまま寝ていると、まるでスターオブベツレヘムの
やわらかなベッドで寝ているような気持ちになってくる。
静かでやさしい。
花弁の裏側にある緑色も太陽の光を通して美しく
まさに葉が花弁になったことを表している。
スターオブベツレヘムのエネルギーの中に自分の身をまかせていて
やっとっこの花と知り合いになれたように思えた。
今日、Julian Barnard氏の本を読んでいてスターオブベツレヘムのフラワーエッセンスの
ポジティブな性質にバランスとハーモニー(balance and harmony)と
書かれているのを読んで「あー本当に!」と声に出してしまった。
1つ1つの花の作りもそうだけれど、たくさんのスターオブベツレヘムが
咲いているところは、それぞれの花が春の空に向かって気持ちよく
やさしい声でハミングしているように見えた。
ショックを受けた時、私たちのエネルギーは本来の伸びやかさや
自由さがフリーズしてしまいます。
なるほど、そんなときはスターオブベツレヘムのフラワーエッセンスは、
本来のハーモニーをそしてバランスを取り戻す
ことをサポートしてくれるのだと、実感できたのでした。