フラワーエッセンス療法学会の花と植物に親しむ会の
「樹木に触れ、こころに感じる」
という植物観察会に11月16日に参加してきました。
一応、私は理事としてのお手伝いですが
配布されたWork Bookに感じたことを真面目に
そして必死に書き込む者として、参加しました。
(要は仕事を忘れて樹木をみていたってこと!)
集合場所には、さっそく「トチノキ」がお出迎え。
フラワーエッセンスでは ホワイトチェスナットやチェスナットバットの
近縁種ということになります。
今回の観察のポイントは、『目の前にある植物を感じてみること』。
「トチノキ」は何度も見ているけれど、秋のトチノキは
真面目に見たことがなかったので、とても興味深い経験でした。
じーっと「トチノキ」を観察しスケッチしながら
感じるのは、これから冬を迎えるというのに、なにか
動きを感じること。外へ外へと泉が静かにあふれるように
ふんわりと暖かいエネルギーが取り巻いているように
感じられました。
これから冬なので、勝手に「冬眠のような仮死状態になるのでは
ないか?」と思っていたので、思っているよりもずっと生き生きと
していたことにびっくりしました。
どの樹木もそうでしたが、新緑の頃や花の咲くころとは
うってかわって、秋の姿はまるで別の植物のよう。
今までは、たくさんある側面の一方しかみていなかったのだと
痛感しました。
目的の樹木の前に来ては、じーっと観察しスケッチ。存在感を感じます。
カラマツ(フラワーエッセンスではラーチの近縁種)の前では、樹皮の様子や「マツ」という印象とは違う若葉の柔らかさに感激し、
ピンオーク(フラワーエッセンスではオークの近縁種)の太く大きな立ち姿と美しい紅葉に思わず小さな声でうなり声をあげていました。
樹木を一本一本丁寧にみていくと
それぞれに違った個性を存分に感じることができました。
フラワーエッセンスの定義で
「あーこの木はこんな意味合いの木だったなぁ」
と思って観察すると、邪魔になることがあるように
思えてきます。
目の前にあるそのままをただただ感じ
一緒の時間をすごすこと。そこで自分の内側に
何を感じるか、どんなことが想起されたり
湧き上がってくるのか。
樹皮の様子や、全体の立ち姿
葉の形や落葉の様子などすべてがその樹木の
エッセンスをあらわしている。
もっと時間をかけて四季を通じて、そして若木から
巨木にいたるまで見て歩きたい。
今回の観察会では、そんなことを思い
もう少し樹木の観察を続けていきたいと
次の観察計画を練り始めています。
私にとって植物を観察することは
自然(だと今は思っている)を紐解いていく方法の1つ。
そうして自然を深く知り、わかり合うこと。
そうやって自然を深く知っていくことは、、、、。
どういうことなんだろう?
どんなことにつながっていくのだろう?
答えはこれからだんだんとわかっていくのかもしれません。
私の探求はまだまだ続きます!